さよなら たまちゃん

FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症したたまおくん、18日の午後に逝去しました。

たまおくん お花に囲まれて


入院して治療をしてましたが、次第にご飯を食べなくなった、たまおくん。
たまちゃんの残り時間が少ないなら、病院でなくお家で過ごす方が良いだろう。
そう思って、治療を中止し、退院して家に帰りました。


おしっこと病気独特の匂いのせいか、それとも帰って来たたまちゃんに「おかえり〜!」と言いに来たのか
猫達が入れ替わり立ち替わり、たまちゃんに寄って来る。
みんな、おおきにね。 でも、みんな、たまちゃんと接触せんでね。

わかっているのかいないのか、みんながみんな、たまちゃんにチラっと挨拶してすぐに離れる。
サビ柄のサウスちゃんだけが「アタシ、たまちゃんと一緒に寝る」 おおきに、サウちゃん。でもえぇよ。



もうあまり動けないたまちゃん。体も冷たく、おしっこで汚れてるしで、洗面所のシャワーでキレイに洗う。
洗いながら、同じようにFIPで亡くなったウィッシュくんを思い出す。
ウィッシュもシャワーした時、すっごく喜んでくれたなぁ。 
たまちゃんも最初はおっかなびっくりやったけど、その温かさにホッとした様子だった。

タオルドライしてドライヤー。元気な頃はドライヤーの音をすごく嫌がってたけど、今は音が遠く聞こえるのかな。
嫌がらずに、それどころが温風を受けて自分で体勢を変えようとゴソゴソしようとする。
全身をキレイに乾かして、さ、キャリーで寝てようか。



時折顔を上げ、室内の様子をみるたまちゃん。
窓の外を観ると、鳥がツイと横切るのが見えた。外観てみるかい?と、抱っこしてキッチンの小さな窓から外を観る。

爽やかな秋風を受けながら、小鳥の鳴き声と飛んでる様子が見えた。
たまちゃんが興味深げに体を起こし、風を匂い、鳴き声を聞いている。とても楽しそうだ。

飽きるまでそこに居て、冷めた体をまた暖めてキャリーへ。
時々様子を観ながら、いつも通りに過ごす赤ツナギ家の面々。

猫達も、いつも通りの様子ながら、たまちゃんをチラ見している。
たまちゃんをチラ見した後、必ず私の顔をチラ見。
猫達に心配されてる(笑)ほんまに、かなんわ〜。おおきにね。




悔しく辛い気持ちは横に置いて、たまちゃんが何をして欲しいか、してイランか、それだけを考える。
私達が悲しんだり不安に思ったりして、それをたまちゃんに知られないようにし
体が辛いけど大丈夫やで・ココにお母ちゃん居てるし、みんな居てるよと、声をかけ撫でる。


冷たくなっていく体にフカフカの布をかけるも、たまちゃんは冷やっこい場所へ移動。
最期が近くなった子達は、みな冷やっこい場所へ行こうとする。
もうフカフカも湯たんぽもイランな。たまちゃんが行きたい所へ行きぃな。

たまおくんの妹猫アリスちゃんの時は「触らんといて。寄って来ないで」と、撫でるのも拒否され、かろうじて添い寝だけ許してくれた。
たまちゃんも、あまり近くに寄られるのはイヤそうな気がしたので、付かず離れずのところで見守った。



それまで穏やかだった息遣いが急に荒れ、大きな一声をあげて、たまちゃんは体から離れていった。
今の今まで、魂が入っていた体が空っぽになって、たまちゃんの気配が消えた。


本当に亡くなったんだ…。
そう思った途端、今まで抱えていた気持ちが一気に噴き出して、涙が出てきた。
やっと泣ける。もう泣いても悔しさをぶつけても、たまちゃんに聞かれることはない。
泣いちゃえ!!

何が「大丈夫やで」や。そばに居てたって、何もしてあげられへん。
そもそも、本当にたまちゃんがして欲しい事が出来たかワカランやん。
もっと言えば、退院させたのかって良かったかどうか。しんどい体からもっと早く解放したった方が良かったんちゃうん。
ずっと思ってたことを吐き出してやったワイ!



たまちゃんは、ホンマはどうして欲しかったんやろうか。
不安や苦痛を出来る限り少なくして、穏やかに旅立てるようにとしてきたけど、出来たかどうか自信はない。
自分の気持ちを押し付けずに済んだだけだろう。



今まで沢山の保護猫を看取ってきて、我が家なりの看取り方が図らずも整って来たように思う。
無理な闘病を続けず、苦痛や不安を少なくし、本人がしたい事を出来るよう、サポートすること。
悲しさや悔しさを猫に伝えず、元気な頃と同じように、いつも通りに接すること。
大好きやでと気持ちを伝えること。 


悲しく辛く、反省が多い看取り。
それでも猫の幸せの為に、出来る事を探してやっていくしかナイわいな。

いやいや、それよりも、良縁をキッチリ探してあげな!!


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おやすみ

たまおちゃん、ナツキちゃん、お疲れ様でした。赤ツナギさん、ご主人、掛ける言葉が見つかりませんが
こころからお悔やみ申し上げます。御辛いとき時です、ご自愛くださいますように。

何が一番か、正解なのか、わからないですよね。自分が看取った時を思い出しても頭掻き毟ってしまいます。
ただ、家に帰って安心しているのが写真からも伝わる事、どうしてもお知らせしたく書き込んでいます。
愛してくださる里親さんのもとに送り出して、幸せなにゃん生を全うさせてあげるのが一番、そのために
尽力されている事ひしひしと伝わってきます。今は自分を責めてしまうことも多いとは思いますが、その手が
救った命の多さを思い出してください、何もできない自分が言っても説得力皆無ですがいつも尊敬しています。
辛い時に記事をアップしてくださってありがとうございました、今日は家の2匹をいつもより抱きしめたいと思います。

ありがとうございます

もっけさん

ご訪問とお悔やみのコメント、ありがとうございます。
私も旦那さんも大きな喪失感に包まれています。
たまちゃんは超が付く甘えん坊さんで、特に旦那さんにベッタリでした。

自己満足にならず、たまちゃんが穏やかに過ごせる時間を作ろう。そう考えての看取りでした。
正解か的確だったかは、たまちゃんにしかわかりませんもんね。たまちゃんもひょっとしてワカランかったかも?


良縁には繋げられませんでしたが、我が家でそれなりに楽しんだと思います。

家に帰って安心してる様子が写真に現れてましたか?良かったです!
病院がイヤだったワケではありませんが、住み慣れた家の匂いや雰囲気にホッとした印象でした。
幸せなにゃん生の為に私達が出来ることを、これからもやっていきます。

何も出来ないなんて、とんでもないです。
もっけさん宅には2匹も猫さんが居て、心豊かに暮らしてはる。それが一番ステキなことで募集主の目標です。
もっけさんのようなステキな里親さんを見つけます。

今日と言わず、思い立った時はいつでも2匹を抱きしめて下さいね!
プロフィール

赤ツナギ  

Author:赤ツナギ  
ガソリンスタンド勤務の猫好きおばちゃん。
兵庫県尼崎市で猫の里親募集中。
ちょいとベタな関西弁でゴメンやっしゃ~

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