うどんくん、安らかに

ちょうど一ヶ月前の9月1日。

私の行きつけの動物病院に、多頭飼い崩壊した自動車修理工のおっさんが、衰弱した子猫を連れて来た。
うどんくん 構ってくれんの?
茶トラの子猫で、結構ヒドい状況だったらしい。
おっさん曰く、拾った子猫で可哀想やから連れて来た・治したってくれ・金は明日持ってくるから
一日だけ預かってくれと言い、病院を後にした。


私のブログでおっさんの事を知っている人は、もうおわかりでしょう。

おっさんが翌日、金を持って来ることはなく、あまつさえ電話にも出ない。
病院側が再三電話を掛け続け、やっと電話に出たおっさんは「何回も催促の電話かけてくんな!」
こーゆー奴ですわ。


おっさんは毎日催促の電話を掛け続ける私に「こないだ、赤ちゃん猫拾って、A動物病院に持ってった」
「院長先生が、預かりますよ言うてくれたから、預けて来た」とかぬかしたのです。

病院側が、赤ちゃん猫を預かりますよなんて言うかいや。ましてや、お前に!
毎度毎度、わかりきった嘘ばっかり、ようつけるこっちゃで。病気やな。


おっさんは私に「赤ちゃん猫」だと言ったが、実際は生後4〜5ヶ月ぐらいのようだ。
歯はしっかり生えていた。


おっさんは住むところがなくて、居酒屋のママにお世話してもらっており、住所不定。
病院へ伝えた自宅住所は、デタラメか、昔住んでいたアパートだろう。
どうしようもないやっちゃ。最悪やな。


持ち込んだおっさんは最悪の人間だが、獣医さんやスタッフさんに可愛がられていた子猫さん。
本来の甘えん坊の性格をどんどん見せてくれ、みんなに可愛がられていた。
うどんくん ボク一人やねん
「すぐゴロゴロ言って、可愛いです♡」スタッフのYさん、思わず笑顔に。ウフフアハハ♪

来た当初はもっと小さく、痩せていたそうだ。一回目のワクチン接種も済んだとのこと。
うどんくん 今日はちょっとしんどい
…コレで良くなった状態なのか。 まだまだ油断出来ない。鼻や口元が白いな…。

全身を観てみると、ふっくら感が少しやけど、ある。
うどんくん 全身
月齢から思うと痩せているが、多分来た時から比べると、随分ふっくらしたのだろう。


この日は、9月の連休で17日。病院も忙しく、私も早く帰る予定だったので、写真を撮ったのみ。
すぐさま、おっさんに電話するも出ませんでしたな。
二日後にやっと電話に出た時に、どやしつけときました。



可哀想やからと保護し、病院へ連れて行き、後は知らんぷり。
金も払わず、自分が保護したのに、猫の容態を聞きもしない。
なのに、良いことをした気になっている。よくこーゆー中途半端な事が、よう出来るわ…。

こんな奴なので、おっさん宅から引き上げて良縁に恵まれた子達のことも、全く覚えていない。
黒猫オス3匹
つくづく、あの家から引き上げて里親募集をして良かったと思うと同時に、どうしてこんな奴らが
何の罰も受けず、のうのうと暮らしているのか腹が立つ。


この茶トラの子も、おっさんが引き取りに来ることはナイだろう。
病院側にしたら、支払いはしていないものの、保護した人の猫やし…と躊躇されていたが、私が引き取ることにした。
飼育所有権なんて主張させない。 おっさんは動物病院に猫を遺棄したに過ぎないのだ。


私がこの子に初めて会ったのは、9月17日。
この日は20日。20日も、放っておかれたんか…。

ココに居る限りは大事にしてもらえる。でも、帰る家も、飼い主も、居ないのだ。
獣医さんスタッフさんから「どうなるのかしら…」と心配されて過ごして来た。



安心せい。もう君は、ウチの保護猫や。
我が家の保護猫として迎えるんやから、名前考えんとな!


多分、そばちゃんと同じぐらいの月齢だろう。む。そばちゃんの友達になるんやから「うどん」なんてどや?
うどんは、あんまりか。うどんと言えば要潤、潤にするか? そんな事を話しながらナデナデ。
うどん君 お家も仲間も居るよ!
心なしか、喜んでいるように見えた。表情が急に明るくなった気がする。

行き場のない子ではなく、我が家の子になったんやもんな。
しっかり養生して、元気になってお家に戻ろうな!
ウチにはゴンタくれの「そばちゃん」言う子が居るから、そばちゃんと遊ぶ為にしっかり体力付けるんやで…。
そんなことを話しながら撫で続けた。


でも、もう長くないのは、わかっていた。
うどんくん 重篤状態に
17日以後、貧血がヒドく輸血してますと連絡を頂いた。白かった鼻・口元が思い出された。


たまたま20日は、八重ちゃんを病院へ私自身が仕事を抜けて通院させていた。
八重ちゃんの治療が済んだ時、スタッフさん達が「M(おっさんの名字)さんの子猫が…観てあげてくれますか?」
あ、もうアイツの猫やなくてウチの保護猫ですから!!と伝え、観に行くと、上の写真のようにグッタリしていた。

亡くなってる…と思い、体が一瞬で冷えてしまったが、生きていた。ホ。
動かないうどんくんを撫で続けると、体を起こして私を見つめてくれた。

うどんくん「…ケージの外、出てみようかな」
うどんくん ケージの外に出てみたい
出るか? お母ちゃんがサポートするけど、無理しなや。 結局ケージからは出ず、ケージ奥でノビノビ〜。


気持ちを込めて撫でる。って、ちょっと暑くなったか?
うどんくん 暑いよ〜
しんどいやろうけど、心は軽くなったろう。安心して、過ごしや。
うどんくんがいつでも帰れるよう、お家整えとくさかいな。

沢山の気持ちを伝え、うどんくんの気持ちを感じようと頑張ったけど、正直ようわからんかったな…。
しんどい時にアレコレ言われたら、疲れるわな。堪忍やで。


厳しい状況やけど、うどんくんの心が晴れやかになった気がする。
例え短い生涯になろうとも、獣医さん・スタッフさん・私と触れ合えて、安心出来たと感じてくれたかな。
後ろ髪を引かれる思いで、八重ちゃんと病院を後にし、帰宅・速攻職場へ。


忙しく仕事をしてると、院長先生から「あの子、今亡くなりました…」と電話が入った。
先生は多分泣いてはったろう。声が震えていた。怒りも含まれていたと思う。


ウチで見送る用意をする旨、伝えたら「病院でさせて下さい」

うどんくんをずっと観て来たのは、病院の方々だ。
私は最後の最後で、チラッと関わったに過ぎない。
先生は「巻き込んでスイマセン」とも言うてはった。


無責任に丸投げするヤツも居れば、ウチでずっとお世話して来た子なので…とキチンと見送ろうとされる方も居る。
うどんくんは、あの病院だからこそ、幸せに旅立てた。それだけが、本当に良かった。



うどんくんの冥福と、おっさんにキツイ天罰が下るよう、心から祈ります。




行き場のない可哀想な猫を見かけたら、保護する前に、ご自分の心と財布に相談して、保護にあたって下さいね。
自分1人でどうにもならん時は、アチコチの愛護団体や里親募集されてる方にご相談下さい。

丸投げじゃないなら、協力してくれる方は必ず居ます。
自分が出来ないことを他人さんにしてもらいたい時は、気持ちとお金を付けて下さい。

責任感とお金がない人は、動物とは関わらないで下さい。おっさんと同じですよ!!

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赤ツナギ  

Author:赤ツナギ  
ガソリンスタンド勤務の猫好きおばちゃん。
兵庫県尼崎市で猫の里親募集中。
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