おやすみ、おまさちゃん〜看取りに慣れてはいけない

7月30日。おまさちゃんが亡くなりました。
おまさちゃん お花に包まれて
6月に急性腎不全を発症し、すぐに入院・治療を開始し、状態が落ち着いたので退院。
その後のケアが上手く出来ず、またもや同じ状態になり…。
積極的な治療はせず、我が家で看取ることにしました。


杏ちゃん「おまさ姉ちゃん、寝てるん?何でお花と一緒なん?」
杏ちゃん おまさちゃん、どうしたの?
おまさちゃんは、杏ちゃんに優しかったね。


そばちゃん「なぁ、寝てんの?起きて遊ぼうや〜」
そばちゃん おまさちゃん、どしたん?
暴れ過ぎて他の子に怒られた時、おまさちゃんがよく慰めてくれてたね。




おまさちゃんは、尼崎の卸売市場で産まれ育った。
同じ場所で暮らしていた野良猫は、五郎蔵さん含め、5匹居た。

市場にとっては邪魔でしかない野良猫達は、激しい虐待を受けながらヨソへ行く術もなく、市場の人間によって捕獲され
愛護センターへ殺処分目的で持ち込まれた。

当然愛護センターは受け入れず、市場の人間と動物病院、野良猫の不妊手術を推進する会のメンバーで、猫達をどうするか
話し合われた。
当時、私達夫婦は、この会の会員だったので、この件も関わることになった。


おまさちゃんと五郎蔵さんは我が家へ。衰弱していた猫さんは動物病院で入院・治療。
後の2匹は、愛護センターが引き取り、我が家に受け入れ態勢が出来次第、引き取る事で話しはついた。
不妊手術や病院代等の費用は、市場側が負担したと聞いた。

衰弱した猫さんは残念ながらすぐに亡くなった。
愛護センターへ行った猫達は、手違いから殺処分されてしまった。
今、思い出しても腸が煮えくり返る。


おまさちゃんも五郎蔵さんも、人を信頼していなかった。
五郎蔵さん&おまさ 保護直後

五郎蔵&おまさ 保護直後
そらそうだ。常に追い立てられ、高圧ホースで水をかけられ、トロ箱を投げつけられ…。
面白おかしく、猫達をいたぶって笑う奴ら。それを不快に思った人からの通報で、猫達の存在がわかり、保護に至った。


そんな経緯なので、慣れてくれるまでに相当の時間がかかった。

茶白の五郎蔵さんは、一目見た時から「この子は、すぐ慣れてくれる」気がし、果たしてその通りになった。
五郎蔵さん 一番可愛い筈…

おまさちゃんは、全く触らせてくれず、近寄ろうとすると即逃げる。
人間がキライでも、猫付き合いは出来るようだし、おまさちゃんがゴキゲンなら、それで良いと見守る事数年。


寄っては来ないし、近寄ると逃げる、触るなんてもってのほか。
そんなおまさちゃんでしたが、自分から私達に呼びかける事が多かった。
それも、独特の鳴き方をしてくれて、まぁなんて可愛いかったことか!


おまさちゃん「ニャッカッカッカッカッカ!!!」
おまさちゃん ニャッカッカッカ!

おまさちゃん 一拍休んで

おまさちゃん 再ニャッカッカ!!
この表情。何を言ってるのかは、わからなかったけど、話しかけてくれるのが、嬉しかった。


猫達とも仲が良く、寛ぐ姿をよく見かけた。
キラキラおまさちゃん

飼い猫のたぬ美ちゃんと。
おまさちゃん たぬちゃんとご飯
気難しいたぬちゃんと、この時期並んでご飯食べたのは、おまさちゃんが最初やったかも。



お客さんがお見えの時は、同じくお客さん苦手な猫達と一緒に隠れてた。
カブちゃんおまさちゃん(奥にノンちゃん)居ないよ!


寛ぐ様子を観られるのが、本当に嬉しかった。
おまさちゃん まどろみ中

おまさちゃん、大好きなシロジくんとご飯。
おまさとシロジ 仲良くカリカリ

シロジとおまさ 一緒にご飯
シロジは、猫にモテモテなんだよな〜。コツを教えて欲しいわ。

私のジーンズに乗るおまさちゃん。
おまさちゃん どかへんからね

意外にテレビッ子。
おまさちゃん 音符追いかけ

カーテンレールの上を子猫のように歩いたりなんかして。
おまさちゃん バックオーライ

五郎蔵さんとも、ほほ寄せ合う事も。
頬寄せ合う、五郎蔵&おまさ

こんな可愛い寝顔も見せてくれた。
おまさちゃん うぅ〜んアヘ!

勘の鋭い子なので、すぐ気付かれちゃうんだよなー。
おまさちゃん 見たわね?

気が付くと、足元に来ていたことも。
おまさちゃん 警戒中

手作り食が好きで、特に茹でたササミが大好物。準備してたら、そばに来てましたね。
おまさちゃん ササミ頂戴な

カエデちゃんと並んで催促しに来たことも。
カエデ&おまさ ウチらにも美味しいモンあるやろね?

がっついて食べてくれたな〜。
おまさちゃん 手作り食にがっつく

可愛いおまさちゃん。
おまさちゃん お気に入りの場所でスヤスヤ



体調が悪いのがわかってから、通院させる準備をしつつ、旦那さんとおまさの今後を話していた。

我が家では、終わりが見えて来た猫をどう看取るかは、決めている。
積極的な治療はせず、痛みや辛い思いを出来る限り少なくして、本人がゴキゲンで過ごせるようにする。

おまさちゃんにも、そうしてあげようと話していた時、おまさは私の足元に居た。
この時点で、既に撫でる事が出来ていた。相当弱っている証拠とも言える。



入院治療し、集中治療の甲斐あって、容態は持ち直した。

旦那さん「病院に入っておまさの状態を観たスタッフの皆が『おまさちゃん、もう大丈夫だからね!元気になろうね!!』って駆け寄ってくれてね。おまさ、嬉しそうな顔してたよ」

看護士さんに、触れない子なのでご苦労おかけしたでしょうと面会の時に謝ると
「イイエ〜全然! 撫でるとゴロゴロ言ってくれましたよ」「特にお顔周りを撫でられるのが好きみたいです♡」



私は、愕然とした。
触れない子だと、もう終わりが見えて来た子だからと、今まで看取って来た子と同じようにしようとしたのは
大間違いだったと気が付いたのだ。


私達夫婦が「もう、おまさちゃんに残された時間は少ない」と言った事で、どれだけおまさが傷ついたか。
おまさは、自分が亡くなるなんて思いもしてなかった。私達に見捨てられたと、思った事だろう。

そんな時に、病院の皆が迅速に対応して『大丈夫よ!みんながついてるからね!!」と迎えてくれ
どんなに嬉しかったか。

体がしんどかったからだけでなく、何の偏見もなく迎えてもらえた事が、おまさの心を解かした。
入院中は病院の皆さんに全てを委ねて、思う存分甘えたおまさちゃん。
私がお見舞いに行った時も、撫でさせてくれたし、お顔の周りを撫でるとゴロゴロ言ってくれた。



今まで沢山の保護猫を看病し、看取って来て、それなりに心の準備の整え方は出来ていた。
辛い経験を今回も生かそうと気持ちを奮い立たせ、穏やかに看取る覚悟をした私達。


それは、おまさちゃんが望むことではなかった。
おまさが本来はどういう猫か、何を望んでいるかを、これまでに、心底考えただろうか?


おまさちゃんは、まだまで生きていくつもりで、こんな事で今生を終わらせる気は毛頭なかった。
それがわかった時には、もう手を施す術は無くなったいた。


おまさちゃんがして欲しいことだけを、私がおまさにしたかったことだけを、残り少なくなった時間で行った。

本当は構ってちゃんで甘えん坊で、いやしんぼさんやってんな。
撫でられると、声をかけられると、震えるぐらいに嬉しかってんな。
おまさちゃん 撫でるとゴロゴロ
今頃わかって、ゴメンやで。 

そんなことを言いもって、お互いの気持ちを伝え合った。



看取りに慣れたばっかりに、おまさちゃんがどうして欲しいのか・どうしたいのかを、見落とすところだった。

沢山の保護猫を看取ったからといって、どの子にも同じようにしたら良いとは限らない。
経験をアテにしたらアカン。 
その子その子をしっかり観て、その子が送りたい人生をサポートしたらんで、何が飼い主や。何が保護主や。

おまさ、ホンマにゴメンやで。
ゴメンついでに、また生まれ変わったら、ウチに来てくれるか。もう一度、今度はちゃんとさせておくれやで。




 募集記事一覧の載せていた、おまさちゃんの紹介を、ここに残しておきます。可愛いおまさちゃん!
おまさちゃん ハート型寝姿
おまさちゃん。五郎蔵と一緒に我が家へ。激しい威嚇は治まり、猫達と仲良しこよし。シロジ君がだ〜い好き!
人間との接触は未でも、コミュニケーションは密度高し。おまさちゃんと呼ぶと「ニャッカッカッカ!」と返事。
鶏のササミやシーバが好きで、他の子の分を泥棒してでも食べようとします。こらー!
2010年7/8保護。当時で推定1歳。
※2017年6月に急性腎不全を発症、入院治療で回復しましたが今後も注意してケアします。

コイちゃん、おやすみ

4月26日の午前3時半頃。 保護猫コイちゃんが旅立ちました。
コイちゃん お父さんセレクトのお花


コイちゃんと仲が良かった子達が、続々と寄って来ます。
コイちゃん、どうしたん?

カエデちゃんもエミーナも、大人女子のコイちゃんに一目置いてたよね。
コイちゃん、なんで?
お別れ、しいや〜。



コイちゃんが我が家に来たのは、8年前。 常連客さんから姉妹猫のイケちゃんと共に託されたのでした。
イケ&コイ

イケ&コイ 抱き合って寝る
黒猫のイケちゃんは、良縁に恵まれ、里親さんと幸せに暮らしている。

人を怖がっていたコイちゃん。
コイちゃん 隔離なんてヒドい!


でも、猫は大好きで、我が家に居る沢山の保護猫達と健やかに過ごして来た。
コイちゃん&ブーケ 抱っこ寝

サウスちゃんとコイちゃん

コイちゃん ノンノンとラブラブ


保護頭数が多かった頃は、コイちゃんが自ら寄って来ることはなかった。
やっと30匹を切る頃ぐらいから、よく寄って来るようになり、コイちゃんの良い面がどんどん出て来た。
コイちゃん カメラ苦手よ

シーバが大好きで、よく催促鳴きをしてくれた。
コイちゃん シーバ出して欲しいな〜
我が家では、コイちゃんが「シーバ下さい〜」鳴きしてからでないと、シーバは出さなかった。

視線を感じて振り返ると、こちらを観ている事がよくあった。
コイちゃん テレビ前


一時、皮膚病が酷くなって、通院させるのが本当に大変だった。
コイちゃん 掃除機から回避中
手作り食に変えてから、劇的に皮膚が良くなって、毛艶もキレイになったな〜。


今年の元旦の保護猫達の様子。
コイちゃん 2017年元旦

コイちゃん みんなとリラックス
この頃はまだ痩せてはいなかった。

でも去年11月末の頃と比べると、細くなっている。
コイちゃん 2017年11月末

3月には、細さが目立っていた。 横に居るのは我が家で一番大きな、黒猫ウットくん。
コイちゃん&ウットくん 細デカ

コイちゃん 2017年3月7日

コイちゃん 2017年3月11日
この頃から、口内炎治療で通院をしていました。

食欲はあったので、治療後はよく食べてくれて、すこしふっくらに。
コイちゃん 大体この場所

コイちゃん ホカホカカーペットでスヤスヤ


4月に入って、急激に痩せ始め、貧血がひどく増血剤を入れてもらった。
体はフラフラでしんどかったやろうに、そんな様子はあまり見せなかった。
コイちゃん ホカホカカーペットにて


私の近くを通る時は、必ずスリスリしてくれた。
コイちゃん 通りすがりにスリスリ
保護当時から去年ぐらいまで、こんなスリスリはなかった。

本来のコイちゃんをやっと引き出せたのかな…。


どんなに頭数が多くても、1匹1匹心を寄せて、キチンとケアしていくゾ!とやって来たけれど
やっぱりそれは出来てなかったっちゅーこっちゃな。


コイちゃんは、私に撫でられながら旅立った。
なんとなくコイちゃんは、私に看取られることはイヤかもと思ってたけど、意外や意外、看取らせてくれた。

本来のコイちゃんは、私が思ってた以上に、甘えん坊で寂しん坊だったかも知れない。
もっともっと、コイちゃんが思う存分自分を発揮出来るように、してあげれたらな…。
いや、そもそもしっかりと里親募集してイケちゃんのように良縁を繋げてあげれていたら。

今更そんなコト言うなんて、怠慢もえーとこやな。け。
コイちゃん、良縁を見付けてあげれんで、ゴメンやで。
ウチの子として今生を過ごしてくれて、おおきにやで。




里親募集記事一覧に載せていた、コイちゃんの紹介です。
コイちゃん 子猫のおもちゃが気になる
サビ柄コイちゃん。マイちゃん同様怖がりさんですが、構って欲しくて鳴いてアピールします。
引っ込み思案でヤキモチ焼き。優しく撫でられるのと、シーバが大好き!シーバ下さい鳴きが可愛い♪
2009年5月産まれ、保護日は同年6/18。

すっかり忘れていたけど、ヤキモチ焼きやったな!
一緒に生活していく内に、人も猫も性格等変わっていくもんね。
可愛いコイちゃん、大好きやで。


☆まだ我が家にはコイちゃんが居てる気配がすごくあります。来てくれてるなら嬉しいな☆

おやすみターフ〜良縁を連れて

9月3日、黒猫のターフちゃんが亡くなりました。 4回目の心筋症発作でした。
ターフちゃん お花に囲まれて


3回目の発作が起こる少し前、ちょっと様子がおかしかった。

最初の発作で後ろ足が麻痺し、多少は動けるようになったものの、足を引きずっていたターフ。
その足で、走り回り、ジャンプやダッシュをしていたのに、急にしなくなっていた。
足をぐねったのか、それとも心筋症の前発作か? 

通院して入念に診てもらうと、心筋症が関係しているモノではないとわかり、一安心。
右前足が痛いようで、診察台に足を付けない。レントゲンでは異常なし。
激しい運動をしていたし、タワーから降りる時にでも、ぐねって、まあネンザですな。そんな感じでした。

「後ろ足の末端も、血流ありますよ」獣医さんが嬉しそうに言ってはった。

ターフの血管はとても細い。
点滴や血管確保の際、慣れている獣医さんでさえ、目を細めて集中を高めてトライされていた。

血栓が出来て飛んだ場合、血管の細いターフが重篤な状態にすぐ陥ることは、十二分に承知していた。
なんしか、既に2回血栓が出来て発作が起こっている。幸い2回とも、素早く対応する事が出来て、助かった。

例えキチンと投薬を続けても、遅かれ早かれ、発作が起こり亡くなってしまうことも、常に頭に置いていた。

毎日お薬を飲ませる度に「ターフ、おりこさんやねえ。ターフじゃなかったら、こうは上手く出来ひんデ〜」
そう言って撫でて褒めて、ターフの柔らかな毛並みと体を撫でながら、撫でられなくなる日を少し想像する。

「お願いやから長生きしてな、ターフ」 私がそう言うと、ターフは必ずキョトンとしていた。
そんなん言われたって、困るよね。 ターフが返事に困ってるのがわかっているのに、言わずにおれなかった。
いつか来る別れの日を、なんとなく想像することで、その日に備えていた。



出勤前、ターフの様子がおかしいのに気が付いた。瞳がいつもより大きい。呼吸数は…大丈夫。
足の付け根に触れ、脈をみる。大丈夫。 でも何かおかしい。胸騒ぎがする。
職場まで送ってくれた旦那さんにターフのことを申し送り、仕事へ。
旦那さんは買い物に行く気だったけど、真っすぐ帰宅。 ターフは発作を起こしていた。

すぐに病院へ。
道中、旦那さんは、病院へ着くまでの間、意識が無くなりそうなターフを大声で励まし続けた。
前回同様の処置をしてもらい、説明を受ける。

酸素室に居るターフは、少し楽になったようで、声をかけると嬉しそうにウインクを返してくれた。
2回目の発作・治療後、獣医さんが「心筋症の発作に2回耐えられた子は、この子だけですねえ」とおっしゃった。

今回で3回目。 治療は長引くだろうけど、何とか乗り切れそうだ。
私達も獣医さんスタッフさん達も、酸素室で少し落ち着いた様子のターフを観て、そう思った。




翌日の明け方。 4回目の発作が起こり、ターフは亡くなりました。
滝ちゃん ターフねえねえ、寝てるの?
一番最初の発作を起こした時から、覚悟は出来ていた。日々、ターフとの毎日を楽しく濃密に過ごしてこれた。
それでもやっぱり、辛いっすわ。


覚悟の甲斐があったせいか、取り乱すことも泣くこともナイ。
看取りに慣れたというか、我が家なりの猫との過ごし方・見送り方が自然に出来上がっていた。
こんなにも、辛く悲しく感じられるのは、幸せなことだと、心から思える。

ターフ、ありがとうやで。 パトカーで初めて見かけてから今日まで、いやこれからも、おおきにやで。



ターフが発作を起こす前日、旧知の友達から、子猫を迎えたい家族が居るんだけどと連絡があった。
迎えたい子猫は生後2ヶ月ぐらいが良いとの話で、ウチの保護猫には居てないな〜。

と、海生(カイ)くんの保護主さんが給油に来店、開口一番「子猫、また拾っちゃった〜♪」
黒白兄弟 超臭い
懲りんオバハンめ。 む! 子猫やと? 詳細を聞き、その子猫を里親さんに紹介するよう説得。
赤ツナギ家での一夜
めっちゃ渋ってましたが、何とか了解を得、3日にお見合いをする段取りを付けました。


3日、ターフとお別れした夕方、子猫を迎えたいご家族二組を連れて友達がスタンドに到着。
ちょっと気が強い風の、黒白八割れオスくん
おっとり系にみえる、黒白ぶち模様オスくん
お会いした瞬間にわかったけれど、色々お話を聞き、子猫と触れ合ってもらい、安心して託せる方だと思えた。


2匹居た子猫は、それぞれのお家に迎えてもらえました。
大事な大事な保護猫ターフが亡くなった日に、多頭飼い崩壊しかけの飼い主宅から引き上げた子猫が良縁に結ばれた。

辛い事と嬉しい事は、常に共にある赤ツナギ家。
きっとターフが配慮してくれたんやろな。 あんまり気を遣わんでえーで、大丈夫やさかいに。


ホンマにウチの保護猫達は、つくづく私達の背中を押してくれるのぉ〜。
頼りなく思われてるのかも知れん。ゴメンやっしゃ!



☆頑張り屋さんのターフ。元気で走り回ってた頃の動画が確かあった筈。探してみよう!!☆

ベッドルームの枕元に、こんなん飾ろうかな。ターフっぽいやん!!



募集記事一覧に掲載していた、ターフの紹介をココに残しておきます。本当に可愛く賢く頑張り屋さんでした。
ターフちゃん 2014年夏ターフちゃん。ゲート達と一緒に保護。保護時ターフだけ目ヤニ無しで元気でした。
明るくおきゃんで賢く気配りも出来る優等生さん。甘えん坊でガッツがあり、しつこくなく欠点が見当たらない良い子。
家の中の雰囲気の悪い時、さりげなく中和活動しています。本当に良い子! でも最近はワガママ多し。
ワクチン二回接種済み、2014年2/12避妊手術済みです。
※2015年1月20日に血栓症で両後ろ足が麻痺し、集中的に治療・以後も投薬を続けており順調です。
少し歩き方に違和感がありますが、日常生活は問題なく送れています。走るし登るしジャンプまで!
追記事項:2015年12月19日に血栓が再び飛び、集中治療・以後前回同様に回復しました。
生涯投薬が必要ですが、ちゃんとお薬飲んでくれてます。
2013年9月初旬産まれ。保護日は2013年9/25。

テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

おやすみ、サウス

6月3日。 2日に緊急入院したサウスちゃんが亡くなりました。
サウスちゃん お花に囲まれて


エイズ陽性でカリシウイルス持ちのサウス。
口内の状態が良くなかったので、クマ笹エキスで口内を綺麗にし、マジカルパウダーという杏仁の種成分のデトックスサプリを飲み、乳酸菌パウダーで歯磨きしていました。
臭かったお口が少しマシになり、食欲もあったけど、みるみる痩せていき…。

2日の朝、いつもの口内お手入れの後、退院サポートをシリンジで7ml食べた直後、パタンと倒れました。
体調が悪かった旦那さんでしたが、夕方一番に病院へ。
すぐに酸素室に入り、輸血することに。


私の仕事が終わったのが夜8時過ぎ。すぐに病院へお見舞いに行きました。
サウスは「あー!来てくれたんや〜嬉しい!!」と、スクッと立って、撫でて!!と欲求。
酸素室に居てて輸血中やし、ちょっと無理やな〜。ケース越しに色々と会話。

「ね、この人めっちゃ疲れてはるよ。大丈夫なん?」と、院長先生を観て言うサウス。
院長先生に向かって何回も鳴き、その度に私をチラッと観る。
もう1人の獣医さんにも、何か言ってるようだ。


サウスはとってもおしゃべりな子で、常に大きな声で話し掛けてくる。
サウスちゃん 子守り得意!
毎回、何を伝えて来ているのかわからないなりに、たぶん○○と言ってるんだろうと推定し、返事をしていた。
サウスは本当は何を話してたんだろう。


2009年に保護したサウス。保護時の体重は1.2キロだったか。
鼻水で鼻と目は塞がれ、喉は鳴き過ぎたのか枯れていた。
紙のようにペラペラな体なのに、お腹には赤ちゃんが居た。

何とか堕胎と不妊手術が出来て、体力を回復させてから退院することにしたのに、中々体がふっくらしなかったな。
ご飯より人が好きなサウスは、ご飯を出してもらっても、スタッフさんや獣医さんにスリスリゴロゴロして食べなかった。

入院中に里親希望さんが現れて喜んだのに、希望者さんは何かと理由をつけては迎える日を再三延ばすので、こちらからお断り。
これがキッカケで、サウスちゃんの里親募集は長年中止にしたままだったなぁ。



亡くなった時は、1.7キロだった。
サウスの亡き骸を観ながら、今まで我が家で亡くなった子達を自然と思い出す。

どの子が亡くなった時も、サウスが必ず横に付いていてくれた。
キングに乗るサウス
常に私達のそばで、同じように色んなことを感じながら過ごしたサウス。
きっと私達とは違う解釈で、我が家の様々をつぶさに観てくれた。


たかが猫と言う人は多いだろうし、確かにサウスは猫だ。
サウスちゃん 寝起きシャキ!
けれど、私達夫婦にとって、サウスは特別な存在だった。


生きるということが、どういうことか、猫がいかに人を観察し、役に立ちたいと思っているかを教えてくれた。
サウスちゃん 楽になったよ
サウス本人は教えるつもりはなかったろうけど、サウスの日々の過ごし方を観ていると、その豊かな心情や思いやりにハッとさせられることが多かった。


誰にでも、どの猫にも、同じように接するサウス。
サウスと秀坊 母と子的な

りゅうくん、サウス、たまおくん

ゲート、パッソ、サウス、しお

フィットくん サウスちゃんと寝んねん

先に寝るね ラック・オッズ・サウス

マリナ シロジ サウス

サウスちゃん 高所パトロール

マリナとサウス 初対面で膝乗り

サウスと五郎蔵 寝間女房2

サウス&アントニオ

サウス&イケちゃん ベッドでグッスリ

サウス&ブーケ

サウス&みいちゃん


時には空気を読めないフリをしてでも、心に傷を負った猫に寄り添ってくれた。
サウスとネネ 2ケツ膝乗り
こちらの思いを読み取って、あえて距離を取ってくれたこともあった。

お客さんがお見えになると、いつも歓迎してくれたなぁ。
サウスちゃん膝乗り

膝から降りないサウスちゃん

サウスちゃん スリスリ

サウスちゃん ゴロゴロ♪


新しい保護猫が来ると、必ずお世話役を買って出てくれた。
サウスちゃん お母さん役します

サウスちゃん 子猫見守り


我が家の飼い猫で、気難しかったヨイチと仲良くしてくれたなぁ。
サウスちゃん ヨイチと寝んね


きっともう、サウス以上に平和で愛情豊かな子には、巡り会えないだろう。
半身をえぐり取られたような、辛い気持ち。

サウス「生きてたら、こーゆー痛みもあるよね」
サウスちゃん 知ってるよ
サウスなら、こーゆー辛さも心の中でじっくりと穏やかで温かいモノに変えて、生涯大事にするんだろうな。
そうありたいね。 ま、今は無理やけどな! そんなにニンゲン出来てナイもん!!


募集猫一覧に載せていたサウス。 遺しておきたいので、ココに置いておこうっと。
サウスちゃん 接客好きやから
サビ柄サウスちゃん。人も猫も大好きな接客猫。心豊かで平和を好みます。
世話焼きで舐め魔、はっちゃけ系サビ柄。
保護時、酷い猫風邪を引いており、カリシウイルスのキャリアで涙目・鼻水がよく出てます。
2013年の検査でエイズ陽性と判明。発症はしておらず注意深く様子見を続けています。
2008年秋産まれ。保護日は2009年3月。


サウス、ありがとう。
サウスちゃん 肩乗り
一緒に過ごせて、とても楽しかった。幸せやったよ。 サウスはどうやった?


ほな、また、今度はあの世でな。ヨイチ達と待っといてやー。
サウスちゃん 横顔まん丸目ん玉

おやすみ、ヨキちゃん

3月2日。 ヨキちゃんが、亡くなりました。
ヨキちゃん ホンマは覚えてない



去年の11月、里親募集サイトからお問い合わせを頂いたヨキちゃん。
ヨキちゃん サイレントアン!
トントン拍子に話が進み、お届け前の健康診断を受けに行ったら、重度の腎不全だとわかった。


多飲多尿もなく、吐く様子も観たことなく、元気食欲旺盛だった。
まさか腎不全とは思いもしなかった。 でも、見落としてたんだな…。


お届けの話は白紙に戻し、以後、週に一度の通院を始めた。
ちょうど猫の手作り食を学び始めた頃で、その時に知り合った講師さんにも相談に乗ってもらった。

「その子だけでも手作り食にして、杏仁の種由来のサプリメントを与えてみて下さい!」
それで状態がめっきり良くなった子が居ますのでと教えてもらい、早速サプリメントを取り寄せて、手作り食も始めた。


ヨキは、鶏ササミやレバー系はあまり食べず、鰯やアジなどの魚系が好きだった。
アジと大根、椎茸の猫ご飯
オリーブオイルで炒めたアジに、バターソテーした大根と椎茸を加え、ササミの茹で汁とご飯も少し入れた雑炊。
これは喜んで食べてくれたな〜。

取り寄せたサプリメントは、本当に杏仁豆腐と同じ匂いで、好みは別れるけどトニーやサウスはすんなり口に入れてくれた。
が、肝心のヨキちゃんは断固拒否。
ガッシリと保定して強制給餌的に与えたけど、もう遅かったんやな。



もうヨキと過ごせる時間がなくなり、せめて最期は楽に過ごせるようにと、獣医さんと相談して緩和ケアを開始。
ヨキちゃん 緩和ケア開始
ヨキちゃん お父ちゃん〜…
よしよし、大丈夫やで。 体と気分が少しやけど楽になるさかいな。

お父ちゃんが居てはるで。
ヨキちゃん そばに居ててね
人が大好きなヨキ。そばに旦那さんが居てるのが、とても嬉しい様子。

ヨキちゃん 撫でてくれるの
撫でてもらって、少し笑顔が。

ヨキちゃん 嬉しい
ん〜嬉しいねえ!


ヨキちゃん「楽になって来たみたい。お家帰りたい…」
ヨキちゃん 楽になってきたかも
そうかそうか、お父さんとお家に帰ろうな。


朝からケアしてもらい、病院が閉まるギリギリまで居て、お家に帰ってきました。

その後、ウチでゆっくり過ごすヨキ。
子猫のトニー&ラウム、お転婆なエミーナや真っ黒子猫の3匹にフィットちゃんも加わって、大騒ぎしているとヨキちゃんが頭を上げて様子見。
いつもの風景やね〜。

少しづつ、少しづつ、呼吸が浅くなり、お返事の鳴き声ももう発せなくなった。
それでも私達が撫でたりヨキちゃんと声をかけると、瞬きしたり、サイレントニャーをしてくれた。


可哀想、気の毒に、ゴメンね、なんてことは一切言わず、いつも通りに過ごす赤ツナギ家。
旦那さんも私も泣きはしない。
穏やかに、ヨキちゃん大好きやよ・もういつでもアッチ逝っていいからねと伝えるのみ。

ヨキは頑張った。離れたくないと言う気持ちが強かったんだろう。
予想以上に長く居てくれた。 

みんなが居るホカホカカーペットのそばで、猫達と私と一緒に寝ながら穏やかに、とても静かに旅立った。
苦しむ様子は全くなかった。



「ヨキちゃんは、とても女の子らしい子だから、可愛いお花を飛びっきり用意したよ。飾ってあげなよ」と旦那さん。
ガサツな私が飾っても女子らしくなったゾ!!
ヨキちゃんのお花 乙女飾り
乙女らしいの〜。 我が家で一番の女の子らしい猫だったもんね。

そんな可愛いヨキちゃんをご縁に繋げんで、ゴメンやで。
でも一緒に過ごせて私達は嬉しかったよ。 ヨキちゃん、ありがとう。おおきにやで。
プロフィール

赤ツナギ  

Author:赤ツナギ  
ガソリンスタンド勤務の猫好きおばちゃん。
兵庫県尼崎市で猫の里親募集中。
ちょいとベタな関西弁でゴメンやっしゃ~

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